エイと利害
淡水産のものは淡水エイと呼ばれ、熱帯魚として観賞される。その面白い姿から、海産種は水族館において人気者であ
る。
サメと同様に尿素を体液の浸透圧調整に用いているため、その組織には尿素が蓄積されており、鮮度が下がるとこれが
加水分解してアンモニアを生じる。そのため、一般の魚と同じような料理には向かないともされる。しかし、地域によ
っては非常に好まれる。韓国のホンオフェのように発酵させることによりアンモニア臭を強調した加工食品も存在する
。アンモニアを生じていないエイの肉は淡白な味わい。肝は脂肪が多くこくがあり、北海道ではラーメンのスープの隠
し味に使われることもある。また、ガンギエイのヒレを乾物にしたものは「えいひれ」と呼ばれ、酒の肴とされ、秋田
県や山形県にはヒレの軟骨部分を長時間煮て甘辛く煮付けたものを「かすべ」(秋田)や「からかい」(山形)と呼ん
で伝統的に食している地域もある。
エイの皮革は革製品に利用される事もある。
他方、アカエイなどいくつかの種では背びれが毒針に変化しており、刺さると非常に激しく痛むので、扱いに注意を要
する。2006年9月4日にはオーストラリアで、クロコダイル・ハンターの愛称で世界的に知られている同国のテレビ界の
人気者で環境保全主義者のスティーブ・アーウィンが、グレートバリアリーフで撮影中にアカエイに胸を刺されて死亡
した。 背びれが毒針に変化した種を捕獲する際は、まず毒針のある尾をタモの中に巻きつけて固定してから引き揚げる
と良いとされる。
また、シビレエイは強力な電気を発するため、これも扱いには注意が必要である。
近年地球温暖化の影響とみられるナルトビエイの大発生により、瀬戸内海などでアサリをはじめとする貝類の漁業被害
が深刻な問題となっている。
多くのエイは、ごく平らな体をしていて、長く伸びた鞭(むち)状の尾を持つ。そのため、同じ軟骨魚類のサメ類とは
全く異なった見かけをしている。しかし、一部には厚みのある体幹部が細長いものもあり、そのようなものではサメに
似たようにも見える。サカタザメのようにサメという名を持つものもある。はっきりとした区別点は、サメでは頭部後
方側面に開く鰓裂が、エイでは腹面に開くことである。両眼の後ろに水の取り込み口が開く。
一般的なエイは頭部から胴部と胸びれが一体になって全体が扁平になり、大きく水平に広がった胸びれの縁の薄い部分
を波打たせて遊泳する。肛門はその後端に開き、腹びれ、尻びれはその近くにまとまる。それ以降の尾部は急に細くな
り、後端は細長くなって終わり、尾びれはないものも多い。背びれが退化するものも多く、アカエイなどではこれが毒
針に変化している。
ノコギリエイでは体は厚みがあって細長い。ガンギエイなどはエイらしい姿ではあるが、尾びれははっきりとしている
。
多くはおとなしく、砂底の貝などを食べる。底性の種は砂に潜ることができるものも多い。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
エイは尿素が蓄積しており、鮮度が下がるとアンモニア臭を発するようです。
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